こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
香りのことを学んでいると、嗅覚というのは、どうしてこんなに複雑なのかと思うことがあります。
香りの情報を伝達するのは、簡単ではないですし、
人によって、また、その時の状態によっても香りの感じ方は変わってきます。
また天然物質の成分をいくら詳細に分析しても、人工的に100%再現することはできません。
この複雑さの理由は、あるモノの数で説明できるのです。
人間が匂いを感じるのは、その物質の匂い分子を感じとり、それを脳が認識しているからです。
匂い分子を受け取るセンサーを、嗅覚受容体といいます。
人間は、嗅覚受容体を約400種類持っていることが知られています。
ここで、同じ五感である視覚を考えてみます。
視覚を司る、光受容体の数は4つ。
色を感じるための受容体は3つで、あとは明暗を感じる受容体です。
だから色は、三原色の混ぜ合わさったもので表すことができるのです。
先ほどご紹介したように、嗅覚は、受容体が約400種類もあります。
視覚にくらべて、数が桁違いに多いですよね。
だから嗅覚は複雑なのです。
新村芳人さんの「嗅覚はどう進化してきたか」に書かれていました。
ほかにも興味深いことがいろいろ書かれているので、今、夢中で読んでいるところです。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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