こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
かき氷といえば、シロップの鮮やかな色。
そして、「ブルーハワイ」という謎の味。
自然界の食べ物で、あの青さはないですよね(笑)。
あのシロップの味は何だったのか、調べてみました。
(参照:ベル食品HP http://www.bellfoods.co.jp/ )
いちご
ブルーハワイ
メロン
なんと、違いは香料と着色料だけ。
子供の舌だから、騙されていたのでしょうか?
これを見て、以前読んだ本を思い出しました。
この本に、興味深い実験が出ています。
1)ボルドー大学での実験
まず、ボルドーワインの白ワインを嗅いでもらい、何の香りがするかを尋ねました。
答えは、蜜、バター、アーモンド、レモンなど。
次に、このワインに無香料の赤い着色料を混ぜて、同じ質問をしました。
すると、サクランボ、カシス、いちご等という答えだったのです!
白ワインを嗅いだ時の答えは白っぽいものでしたが、赤く色をつけただけで、答えが変わってしまいました。
色だけを変えたはずなのに、感じる味も変わってしまったのです。
2)緑色のオレンジジュース
またある実験では、「緑色に着色したオレンジジュースの匂いを嗅ぐと、かなりの確率でレモンジュースと間違える。」ことも分かっています。
3)香りを強く感じる包装
また別の実験では、
- コーヒーは、コーヒー色の包装をされているときが最も香りが強く感じられる。
- 同じように、チョコレートボンボンはチョコレート色の箱が最も香りを強く感じられる。
- イチゴのシロップは、赤ければ赤いほど感じるイチゴの匂いが強くなる。
という結果が出ているそうです。
「味」は、舌にある味蕾と呼ばれる器官で感じる情報と、色(視覚)や香り(嗅覚)による経験・記憶の情報があわさって判断されているのです。
思いのほか、「色」と「香り」に多くの影響を受けているのですね。
書いていたら、かき氷が食べたくなってしまいました。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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