こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
今日も、五行歌をつくってみました。
薄暗い空を眺めながら思い浮かんだのが、この歌です。
◇◇◇◇◇◇◇
学校のプールの帰り
だんだん曇っていく空と
ジトッとした、あのにおい
家まで慌てて帰った
夏休みの思い出
◇◇◇◇◇◇◇
みなさんは、「雨の匂い」って、感じますか?
これから雨が降り出すという時の、埃っぽいというか土臭いというか、そういう感じの匂いです。
実は、あの雨の匂いには、2つの匂いが関わっています。
その名は、ペトリコールとゲオスミン。
どんな匂いなんでしょうか?
ペトリコールとは
雨の降らない間に、植物が土壌に発する油分によって発する匂いを言います。
オーストラリア連邦科学産業研究機構の鉱物学者ベアとトーマスが、ネイチャーに発表した論文の中で作られた造語です。
ふたりは1965年に、この油が種子の発芽と初期の生育を遅らせることを発表しました。
植物が成長するのに厳しい環境で、種子の発芽を防ぐために発散させると考えられています。
ゲオスミンとは
雨上がりの匂いのもとです。
ゲオスミンは、土壌中のバクテリアや水中の放線菌、藍藻類のある種によって生産されます。
下水道から発生するカビ臭の原因物質でもあり、ナマズやコイなどの淡水魚が持つ泥臭い匂いのもとでもあります。
ヒトの鼻はゲオスミンに対して敏感で、5ppt程度の濃度でも、そのにおいを感じることができるそうですよ。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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