こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
アロマテラピーを学んでいると、
精油は直接肌につけたり飲んだりしてはいけません、と教わります。
では精油を飲むと、どうなるのでしょうか?
経口毒性(口から体内に入ったときの毒性)を表す値として、「LD50(リーサルドース50)」というものがあります。
投与した動物の半数が死に至ると想定される量のことで、通常は、動物の体重1kgあたりの投与重量(mg/kg)で表します。
精油のLD50値をいくつか調べてみると、
ラベンダー:5g(体重1kgあたり)
→体重15kgの子供で83ml/体重60kgの大人で332ml
ペパーミント:4.5g
→体重15kgの子供で75ml/体重60kgの大人で300ml
ユーカリ:4.44g
→体重15kgの子供で74ml/体重60kgの大人で296ml
ティートリー:1.9g
→体重15kgの子供で32ml/体重60kgの大人で128ml
とありました。
精油1ビンが10mlとして、ラベンダーだと、子供は約8本・大人は約33本飲むと危険ということになります。
精油ビンがそんなにある家もないでしょうし、
あっても、そんな量、飲む気はしないと思いますが…
しかし、LD50値は、投与した動物の半数が死に至ると想定される量。
これより少ない量で、悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
体内に入った精油は、最終的に肝臓で代謝され、腎臓を経由して尿として排出されますが、
この過程で内臓に過度の負担をかけ、健康を害するおそれがあるのです。
ちなみに、身近な食品でも致死量があります。
たとえば、
塩:致死量:0.5〜5g/kg(体重60kgとして、30g〜300g)
醤油:致死量:2.8〜25ml/kg(体重60kgとして、168ml〜1500ml)
です。
(参照:塩、醤油 - 日本中毒情報センター)
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
Facebookページは、こちらです。
(「いいね!」していただけるとうれしいです。)
↓