こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
今日、こんな記事を見かけました。
信長は、「コクのある力強い香り」だそうです。
どんな香りか、ちょっと嗅いでみたいですね。
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これを見て僕が思い出したのは、信長と、ある香木の話。
みなさんは、「蘭奢待(らんじゃたい)」という香木をご存知でしょうか?
「蘭奢待」は、正倉院宝物の中に納められている巨大な香木のことで、長さが約1.5メートル、最大径43cm、重さが11.6kg あります。
鎌倉時代以前に日本に入ってきたと見られており、以後、権力者たちが、自分の力を示すためにこれを切り取りました。
足利義政・織田信長・明治天皇の3人は、付箋によって切り取り跡が明示されています。
特に信長は、東大寺の記録によれば1寸四方2個を切り取ったとされています。
さすが大胆。
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戦国武将たちは、毎日、死と向き合う日々。
気持ちをリセットするため、香りは重要な役目をはたしていたのでしょう。
また戦いの前には、白檀・沈香、丁子などの香りが使われました。
その香りは、武士たちの集中力を高めたり、また反対に、気持ちを落ち着かせるものとして、欠かせないものだったのです。
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ちなみに、5月に入る「菖蒲湯」は、武士が出陣前に浸かったとされます。
「菖蒲」は、「勝負」や「尚武(武道・武勇を重んじること)」にかけているんですね。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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