こんにちは。
ライフハックアロマ・研究家、さいたか(@sai_taka)です!
先日、鳥居伸一郎さんの『脳に効く香り: 精油の効果をモノアミンで考える (香り新書)』という本を読みました。
ひとことで言うと、
「精油が脳へどう作用するのかを、神経伝達物質の動きで説明する本」です。
著者の鳥居先生は、精油が精神薬理学的にどのように効くのかを研究し、精油の効果をモノアミンの動きで説明されています。
モノアミンとは、脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン等のこと。
このモノアミンに、グルタミン酸、GABA、アセチルコリンという神経伝達物質も加えて、精油の効果を説明しています。
たとえば、ローズマリー・カンファーは「集中力向上」「やる気が出る」と言われる精油ですが、ノルアドレナリンを増加させると考えられ、科学的に検証したデータもあります。
ノルアドレナリンは興奮系の神経伝達物質で、増加すると「やる気が出る」「集中力が上がる」また「活動的になる」のです。
この本を読むと、抽象的な表現が多かった精油の効果について、より具体的でわかりやすい言葉で表現できるようになります。
ちょっとマニアックですが、精油の効果について、より深く知りたい方におすすめです。
それでは、今日はこのへんで。
by:sai_taka
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